2021年12月14日

おひつや飯台のあく抜き方法

おひつや飯台のあく抜き方法

飯台やおひつのあく抜き

さわらのおひつや飯台は、木の苦み成分である灰汁(アク)をとる作業「あく抜き」が必要です。あく抜きをする必要があるのは、本体のみです。直接ごはんが触れることが無い蓋はあく抜きの必要はありません。

 

1.米の研ぎ汁を桶一杯に入れて下さい。(水漏れしますので必ず流し台のシンクの中など水漏れしても大丈夫な場所で行って下さい)

2.研ぎ汁がいっぱいになったら、そのまま2時間ほど放置して下さい。(木質が痛むので2時間以上放置しないで下さい)

 

3.2時間経過したら水洗いして、よく水分をふき取り陰干しして下さい。

 

上記の方法でもまだご飯に苦みを感じる場合、桶の中に、米ぬかを大さじ3杯ほど溶かして2時間ほど放置するのも良いです。

他に酢を使う方法がインターネットなどでよく紹介されていますが、酢が酸性である為、染み出てきた酢の成分でタガが錆びてしまい、錆び成分で木質が黒く染まる事がありますので、おすすめできません。