木曽さわらのおひつ 容量5合
- 通常価格
- ¥16,280 (税込)
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木曽谷から挽き出された樹齢100年を超す、さわらの柾目材を使用したおひつです。木目が密で木質が締まったさわら材を目利きの職人が厳選しています。木目が緻密な材料は、強靭で耐水性・耐久性が高く、乾燥・湿潤による収縮・膨張の幅が小さいのが特徴です。このような材料を厳選することによって、箍落ちがしにくく、割れや歪が生じにくい丈夫な桶づくりを行っています。こちらは容量が3合用です。ふわっと盛るなら2合~2.5合が目安です。
公式サイトでのご購入品に限り、ご購入後1年以内に「箍の緩み・外れ」「乾燥に起因する破損や歪みに伴う不具合」が発生した場合に無償で交換を保証します。
注)この保証は公式サイトでのご購入のみに適応されます。他店や当社のアマゾン支店・楽天支店などでのご購入は対象外となります。
寸法(約):本体外径20.5cm×高さ14.5cm(内径18cm×深さ11cm)
目安容量(約):5合
材質:本体=木曽さわら 箍=銅
日本製
木曽さわらの赤身を厳選
長野県の木曽地方原産の木曽椹(きそさわら)の赤身の柾目材を使用しました。白杉やモミなどの白木を利用したものもありますが、やはり耐久性や耐水性を考えた場合、さわら材に勝る材質はありません。
また、さわら材でも1本の丸太の中でも白太と呼ばれる未成熟な部分と赤身と呼ばれる成熟したした部分に大別されます。白太は柔らかく、カビが生えやすく利用価値が低い部分です。この白太部分が混じった商品もたくさん出回っていますが、この商品は、赤身部分の特に木目の細かいものを厳選しています。
さわらのおひつが白杉やモミなどの他の材木を使ったおひつより優れているのは、耐水性と耐久性です。白杉やモミは油分が少ない材木ですが、さわら材は程良い油分があり、カビや腐朽菌の発生を抑制します。狂いが少ない(乾燥による収縮が少ないので)材木なので反りや割れが起こりにくいことも耐久性の高さにつながっています。また、さわらは桧などに比べると香りが柔らかく、白米の風味を損なわない事もおひつに適している理由のひとつです。
側板になる榑(クレ)と呼ばれる短冊状の小幅の板を厳選する作業
職人による鉋(カンナ)仕上げ
木工の表面の最終仕上げには、カンナ仕上げと紙やすりを使ったペーパー仕上げがあります。
桶づくりも機械化が進み、ペーパー仕上げされた商品が大半ですが、この商品は内側についてはカンナ仕上げにこだわっています。
カンナで仕上げることによって、木本来の性質が生かされ、耐久性や耐水性が損なわれることがありません。
多くの歴史的建造物の柱材などもすべてカンナで仕上がっているため、年百年という年月を経てもその姿を変えることなく保つことができると考えられています。また、カンナで仕上げることによって、紙やすりで仕上げるよりもご飯粒がくっつきにくくなるという効果も期待できます。
おひつの内側を曲面カンナで仕上げる
おひつ生活のススメ
羽釜で炊いたご飯をおひつに移し替えてちゃぶ台へ。
昔はどこの家庭でも当たり前の光景でした。保温ジャーの登場により、日本の食卓から姿を消したおひつですが、ご飯を美味しく頂く為の知恵が詰まった道具です。
炊きたてのごはんをおひつに入れて蓋をしてしばらく待つと、蓋をあけた途端、なんとも言えない香り。
しかも、お米がツヤツヤふっくら。木材には水分を吸湿したり放湿したり常に呼吸をする性質があります。
その為、炊きたてのごはんを入れると粗熱を取りながらごはんに含まれる水分をほど良く吸収し、ごはんの水分量をベストな状態に調整してくれるのです。
おひつの中で生まれ変わったごはんは一粒一粒に噛みごたえがあり、自然な甘みが引き立ちます。また、おひつをすすめたい理由の一つが、時間が経った冷えたごはん のおいしさを味わって欲しいからです。
実はおひつを使った人が口々に絶賛するのが冷めたごはん。朝炊いたごはんをおひつに入れておき、敢えて冷ましてから食べるという人もいるほど。冷めたごはんの方 が米の旨みや甘さなどの違いがはっきりと判ります。
「そうは言っても木の道具って扱うのが難しそう」というビギナーさんにもご安心頂ける様に、初心者目線に立った非常に詳しい説明書を付けています。
さぁ、おひつ生活を始めましょう!