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梅沢木材工芸社

木曽さわらの飯台 33cm

通常価格
¥8,800 (税込)
販売価格
¥8,800 (税込)
通常価格

木目が緻密な材料​​は、強靭で耐水性・耐久性が高く、乾燥・湿潤による収縮・膨張の幅が小さいのが特徴です。このような材料を選ぶことによって、箍落ちしにくく、割れや歪みが生じにくい丈夫な桶づくりを行っています。
こちらは容量が5合用です。酢飯を混ぜる作業をする際には、飯台は大きいほど作業がしやすく、大きければ大きいほど余分な水分を木が吸い取ってくれ、美味しい酢飯づくりができます。収納スペースや単純に容量だけを考えてサイズを選ぶのではなく、飯台の本来の機能性を最大限発揮できる様になるべく大きめのサイズを選んで頂く事も大切です。

公式サイトでのご購入品に限り、ご購入後1年以内に「箍の緩み・外れ」「乾燥に起因する破損や歪みに伴う不具合」が発生した場合に無償交換を保証します。
注)この保証は公式サイトでのご購入のみに適応されます。他店や当社のアマゾン支店・楽天支店などでのご購入は対象外となります。

 

寸法(約):外径32.5cm×高さ8.7cm (内径29.4cm×深さ7cm)
目安容量(約):5合
材質:本体=木曽さわら 箍=銅
日本製

木曽さわらの赤身を厳選

長野県の木曽地方原産の木曽椹(きそさわら)の赤身の柾目材を使用しました。白杉やモミなどの白木を利用したものもありますが、やはり耐久性や耐水性を考えた場合、さわら材に勝る材質はありません。
また、さわら材でも1本の丸太の中でも白太と呼ばれる未成熟な部分と赤身と呼ばれる成熟したした部分に大別されます。白太は柔らかく、カビが生えやすく利用価値が低い部分です。この白太部分が混じった商品もたくさん出回っていますが、この商品は、赤身部分の特に木目の細かいものを厳選しています。

さわらのおひつが白杉やモミなどの他の材木を使ったおひつより優れているのは、耐水性と耐久性です。白杉やモミは油分が少ない材木ですが、さわら材は程良い油分があり、カビや腐朽菌の発生を抑制します。狂いが少ない(乾燥による収縮が少ないので)材木なので反りや割れが起こりにくいことも耐久性の高さにつながっています。また、さわらは桧などに比べると香りが柔らかく、白米の風味を損なわない事もおひつに適している理由のひとつです。

おひつ生活のススメ

側板になる榑(クレ)と呼ばれる短冊状の小幅の板を厳選する作業


 

 

職人による鉋(カンナ)仕上げ

木工の表面の最終仕上げには、カンナ仕上げと紙やすりを使ったペーパー仕上げがあります。
桶づくりも機械化が進み、ペーパー仕上げされた商品が大半ですが、この商品は内側についてはカンナ仕上げにこだわっています。
カンナで仕上げることによって、木本来の性質が生かされ、耐久性や耐水性が損なわれることがありません。
多くの歴史的建造物の柱材などもすべてカンナで仕上がっているため、年百年という年月を経てもその姿を変えることなく保つことができると考えられています。また、カンナで仕上げることによって、紙やすりで仕上げるよりもご飯粒がくっつきにくくなるという効果も期待できます。

職人による鉋(カンナ)仕上げ

おひつの内側を曲面カンナで仕上げる

 

 

おいしい酢飯づくりの為のサイズ選び

飯台に盛られた炊きたてのご飯に酢を回すように馴染ませれば、辺りに甘酸っぱい湯気が広がる。うちわで扇ぐと、つやつやと米粒ひとつひとつが輝いている。寿司酢を加えた瞬間はちょっと入れ過ぎたかな?と思っても大丈夫、きちんと飯台が余分な酢を吸い取って、魔法の様においしい酢飯を作ってくれます。やっぱり、酢飯づくり欠かせない道具なのです。この役割はガラスやプラスチックのボールでは果たせません。余分な酢を吸い取り、ベタっとせずにいい照りがでる、これが酢飯づくりにおける飯台の最大の機能性です。酢飯を混ぜる作業をするときには大きければ大きいほど作業がしやすく、大きければ大きいほど余分な水分を木が吸い取ってくれます。
容量や、収納スペースだけを考えてサイズ選びするのではなく、飯台の本来の機能性を最大限発揮できる様になるべく大き目のサイズを選んで頂く事も大切です。

おいしい酢飯
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