hinoki-to 東濃ひのき軽量まな板 ソフトエッジ M
- 通常価格
- ¥4,070 (税込)
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耐水性・耐久性に優れた東濃桧を使ったまな板。薄くて軽いから取り扱いがらくちんです。こちらはソフトエッジ加工モデル。エッジ(側面)を20Rの成型カッターで仕上げました。ソフトで滑らかな手触りと、スタイリッシュな見た目が特徴です。木製のまな板って使った事ないから不安、という木製まないた初心者の方にも安心してご利用頂けるように、梅沢木材工芸社では、とても詳しくお手入れや使い方を記したリーフレットを全てのまな板に付けています。
プレゼントにも最適なクラフト紙素材の専用ケース入りです。
サイズ(約):36×24×厚み2cm
重量(約):780g
材質:東濃ひのき柾目集成材
日本製
hinoki-toについて
hinoki-to(ヒノキト)は「桧と(hinoki-to)暮らす」をコンセプトに、私たち梅沢木材工芸社が日々の生活の場面で活躍する桧製の道具をお届けするブランドです。
その芳香、木目の美しさ、なめらかな木肌。日本人は古の昔から桧に魅了されてきました。思わずほっとしてしまうやさしい表情、香り、肌触り。
日本書紀にはこうあります。「杉と樟は、船を造るのによい。槇は棺を造るのによい。そして桧は宮殿をつくるのに最も適している」これは、神話の時代から日本人が木材としての桧の魅力を見出していた証と言えるでしょう。
私たち日本人の祖先は、桧を道具に、桧を住に、桧を活かして、桧と共に生きてきたのです。私たちが桧を見るだけで心安らぐのは、その遺伝子のせいかもしれません。
あなたの生活に桧はありますか?桧の道具と暮らしてみませんか?
東濃ひのきとは
ひのき」と一口に言っても様々な産地があり、桧であれば良質というわけではありません。その品質や価格は産地によりまちまちです。
梅沢木材工芸社が使う桧は、東濃ひのき(とうのうひのき)です。
岐阜県の東濃地域で育つ桧は、他産地の桧に比べて、強度・耐久性・耐水性に優れており、桧の一大ブランドとして知られています。東濃地域はやせ土地で、年間降雨量が少なく、冬の寒さが厳しい、植物が育つには非常に厳しい環境です。この為、東濃ひのきは、他の地方の桧の何倍もの時間をかけて成長し、身の締まった密な年輪となります。年輪が密である=木目が非常に細かいのです。木目が細かく、木質が締まっているので、耐久性や耐水性・強度に優れた優秀な材となります。九州や四国などにも桧の産地はありますが、温暖湿潤な気候であるこれらの地域の桧は、ブクブクと成長するため、木質に締まりがなく、木目が荒くなります。
東濃桧が伊勢神宮の外宮御用材である所以は、他地域とは一線を画すその品質にあるのです。
一枚板じゃないの?柾目集成材って?
「一枚板じゃないんですか?」よく頂く質問です。この商品は、一枚板ではありません。3枚~4枚ほどの柾目の板を幅方向に並べて接着し1枚の板を作っている巾接ぎ材と呼ばれる集成材です。一枚板にこだわりを持たれているお客様は非常に多いです。ですが、「それは柾目の一枚板ですか?板目ですか?」と尋ねると多くの方は、「どちらでも良い」とかそもそも板目と柾目が分かっていらっしゃらない方もいらっしゃいます。
一枚板かどうかよりも、柾目なのか、板目なのかの方が実はずっと重要なのに。インターネットではよく一枚板の桧まな板が販売されていますが、その多くは板目材の一枚板です。柾目の一枚板なんてほぼありません。
では板目材だと何が悪いのか?板目材は材料が収縮しやすいので、反りやすく割れやすいのです。まな板にすると使い始めた翌日に反ったり割れたりすることも珍しくありません。
「例え一枚板であってもすぐに反って割れる板目のまな板に価値がありますか?」と私たちは思うのです。柾目材を集成加工したまな板の方がずっと反りににくいし、割れにくいし、長持ちするのに。
もちろん、柾目板の一枚板であればそれが最高です。が、家庭サイズのまな板の幅、20~24cmほどもある柾目の一枚板の桧を目にすることなんて私たち材木のプロでもなかなかありません。希少で高価な為、まな板に加工しても、現実的な値段になりません。
現在の集成材を接着する技術、接着剤の品質、接着剤の安全性は非常に高くなっています。接着した部分が剥がれることもまずありません。建築の世界では、無垢の材よりも、集成接着加工した材の方が、強度や耐久性に優れていることが当たり前になっています。CLTと呼ばれる桧の集成材を使って、10階建てのビルが建つ時代です。
すぐに反って割れてしまう板目の一枚板まな板よりも、柾目材を集成加工したまな板の方がずっと耐久性があり、長持ちするというのが私たち梅沢木材工芸社の考え方です。